リファレンス・プリアンプの設計

今年は、プリアンプ、パワーアンプを製作して逝きます、共にこの先20年リファレンスで使う前提で製作
プリ、パワー共に、先達の方々が膨大な実績を残していますし、定番が五万とありますw
ナンですが、この数年でオーディオの常識があらゆる面で、180度転換してしまいましたw
自作アンプについて言えば、方向性が定まらず、ピントがボケていましたが、ようやく見えてきましたw
私的には、先達のマネには興味がありません、何故なら、復習したところで発展(発見)は見込めませんw
ブッチャケ、市販品と同じ構成を自作するなら、買ったほうがコスパが高い!(自作は高価な趣味w)



「人と同じは嫌なの僕」   オーディオ評論家の岩崎千明氏の名言



趣味として見た場合(限定)、人と同じアンプを使うのには抵抗感がある上、自作なら尚更・・・・オモロクない
人と同じコトを好む日本人が多い中、特異性質だと自覚、嗜好性が高いモノ(弄るモノ)ほど顕著(クルマとか・・)
気付くと、歳と共に自分の周りはその手のモノが沢山あるw
と言うワケで、誰も使わない回路(超シンプル)を使ったアンプを設計しますw
設計とは、技巧を凝らした思考の結果と言えますが、シンプルに技巧はありません


シンプルと言う罠


シンプル・イズ・ベストなんてカンタンに言いますが、シンプルが最もムズイ!
何故なら、シンプルにしたくても出来ない現実があるのよ・・・・
誰も複雑が好きで遣ってるワケじゃない、理屈が分かれば分かるほどシンプルの欠点が見えてくる
シンプルはイイけど、より良くしたい!


最低限の複雑化が諸悪の根源に・・・・



シンプルとは諦めること


言い換えると、諦める勇気


諦めるのはタイヘンですが・・・・


プライオリティー(重要性)の明確化   自作オーディオは哲学に通づ


プライオリティーの焦点を極限まで絞り、外れたモノは躊躇無く捨てる、一点だけを磨き光らせる


平均化を捨て、飛び抜けた特長を持たせ、欠点だらけを受容して楽しむ、自分専用、究極の趣味性を追及するw



わざわざ自作するのに、他と同じ様なモン作ってもツマラン


言うは易し、行うは難たし



バイスはMOS−FET


長岡教徒ですから、MOS−FETは絶対条件と鳴る、バイポーラTrはアリエナイw
と言うワケで、MOS−FETについて書いてみます

教祖 長岡鉄男は、MOS−FETの優秀性について多くの記事を残されています
先生の魅力的な文章を読んで、MOSーFETサウンドに憧れた方は多いと思います、私も同じw
それを信じてMOS−FETなんですが・・・・実は良く分かっていませんw
真空管トランジスターMOS−FETの順番で開発されて来ましたw
電圧ー電流ー電圧制御でして、時代はエコですから電圧制御のMOS−FETが優位だと思いますが
MOS−FETならではのサウンド世界がアタマで整理できていません
ブラインドで聴いて「コレはMOS−FETだ!」と言う区別が出来ません
条件設定がアバウトで、聴感だけでは区別できなかった・・・・
6100がMOS−FETだったらナンとなく理解できますが、バイポーラTrですし
真空管トランジスタの違いすら怪しいと感じています
昔、ブラインドで真空管トランジスタの違いを聴き分けてみましたが、真空管OTL以外分かりませんでした
白状すると、MJの自作パワーアンプ・コンテストに24年前に出たことがあり、会場で色々聴きましたが
「差なんてワガンネ」もちろん「差」はありますが「如何でもイイじゃん」ツウ程度でしか無かった・・・・
真冬で乾燥&エアコン、床はカーペットで人が歩き回る(摩擦静電気)と言う環境でした
つまり、デバイスの音質差はかなり微妙で条件次第でコロコロ変わってしまうのですw
イイか悪いかスグ分かりますが、デバイスの違いとの関連性が殆どありません
実はコレが自作アンプへの興味が無くなった理由でして、ブッチャケ、アタマで考えた(想像した)音に鳴らない
作って見なきゃワカラン、そんで音聴いても整理できない、つまり、闇雲でしかない・・・・
最後に作ったバッテリー駆動のプリアンプから今年で17年、パワーアンプに至っては25年も経ったワナ
ようやく最近、ナントナ〜ク整理がつき始めたw



ヤッパMOS−FETだろ!


オーディオ・アンプ出力段で使うMOS−FETは、コンプリ性が求められるのでメーカーは作りたがらないw
産業用MOS−FETは時流ゆえ、沢山ありますがオーディオ用は絶滅種ですわ
パワースペックが出難く、聴感での特徴が怪しく鳴るため尚更でしょうw
サンスイ無き後、マトモなMOS−FETアンプは無いワナ、だ〜から自作ですわ


偉そうに御託並べてますが・・・


ブッチャケ、昔(15年前)買ったヤツが在るので・・・勿体ないw



2SK1530シングル(1発)


詳しくはコチラ・・・・http://docs-asia.electrocomponents.com/webdocs/0996/0900766b809969c3.pdf#search='%EF%BC%92%EF%BC%B3%EF%BC%AB%EF%BC%91%EF%BC%95%EF%BC%93%EF%BC%90'



説明見ると色々難しく書いてありますが、気にしない、関係無いw
なぜなら、1発で使うため欠点だらけに鳴るワナ、諦めが肝心、スペック気にしてもシャ〜無いw
シンプル追求とは、潔く諦めるコト




アンプはシングルで始まり、シングルで終わる


スピーカーは6半(16センチ)で始まり、6半で終わるのと同じ!
シンプル6半で始めたけど、色々分かってマルチに走り、どうにも鳴らなくてシンプル6半に戻る
グチャグチャ悩み、往生際が悪いと、戻るのに時間が掛かるw
例えば、5.1CHサラウンドでスピーカーまでの距離を入力しますよね
メジャーで正確に測り、良い音に鳴ると信じて入力しますが、実はダメで・・・・
距離は全て最小に設定するのがベストなんですが、普通の感覚じゃ出来ないわ・・・・コレと同じ!
音場測定マイクとか使用不可、説明書は捨てるw
諦められない典型例、シンプルとは如何に難しいか・・・・
余計な知識に縛られ、気付くと身動きが取れなくなって・・・・灰汁の道に流されるw


コレを知らぬが仏、知れば地獄と申します


知識は人を不幸から救い、幸福への手助けと鳴るハズなんですが・・・・
知識は人を不幸へと導く要因を含んでいる、知りたいのは脳が要求する本能
本能のまま生きたらタイヘンだ、脳が暴走を起こす
どうしたら、脳の暴走を防げるか?
人は哲学と言う知識で脳の暴走を防ぐ方途を導きだしたw
哲学=宗教、哲学(宗教)は誰が教えてくれんの?  ツウ噺に鳴りますが・・・・とりあえずココまで


自作オーディオは哲学への道しるべw  真剣に読んじゃダメだお、いい加減が良いw



プライオリティーは、MOS−FETの音を聴きたい


不確定条件を無くすには、MOS−FETを1個だけ使うのがイチバン



3極管シングル・アンプの設計は、有名ですが・・・


MOS−FETシングル・アンプの設計なんて聴いたコト無い



誰もヤラない・・・・だからヤル
コレこそ、文句なしMOS−FETだけの音w



何故、MOS−FETなのか?


アンプの増幅回路はデバイスから始まり、回路構成に至るまで相当なバリエーションがあります
スピーカーの8センチフルレンジ1発から、5ウェイ・マルチ・アンプまでのような感じ・・・・
ナニを持って最高か?と鳴ると、タブン両極端じゃないか? 
究極のシンプルと、複雑怪奇なバケモノが最高であり、それは背中合わせで存在すると感じます
中途半端はイマイチでしかない・・・・
アンプ(増幅)で考えると、究極のシンプルは単段アンプ(1石)、これ以上削るモノが無いアンプ
バイスで考えると、真空管トランジスタ・FETが挙げられる
シンプルさで逝けば、真空管ですが・・・周辺が複雑に鳴り易い(ヒーターやら高電圧が必要)
トランジスタは、電流ドライブに鳴るため、ドライバーが必要に鳴り入力インピーダンスが低く鳴りがち・・・
残るFETは、真空管トランジスタの特徴を合わせ持ち、良さげに見えますが・・・・
次段回路に対して、ドライブ能力が低く鳴る、つまり電流の供給能力が低い(宿命)
プリアンプの基本と理想は、ハイ・インピーダンス(1MΩ)入力でローインピーダンス(50Ω以下)出力
FET単段アンプの出力には、バッファが必要に鳴るのです
FET単段アンプの良さを生かし、同時に出力インピーダンスを下げるためにMOS−FETを使いますw
MOS−FETには、入力容量が大きいと言う欠点がありますが、バッファ不要という利点を優先させて使います
シンプル化とは、欠点を諦めるコトで、より利点を大きく伸ばす手法だと考えています


パワーMOS−FET単段アンプ


不思議と誰も作りませんw 私の知る限り前例は無いと思います(在ったら教えてください)
MOS−FETは、バイアス電圧(ゲート・ソース間)だけで動作するので、とても使いやすいデバイス
トランジスタのようなhfeと言う考え方が無いので、ドライブが楽、カンタンw
パワー・トランジスタのように大電流で使えるため、ヘッドホンなら1石でOK
単段アンプは反転増幅に鳴るので、逆位相アンプになりますが、全く気にする必要はありませんw
スピーカーの極性を反対にすればOK、それどころか、逆相のままでもブッチャケ、音じゃ分かりませんw
JBLのスピーカー・ユニットが逆相なのと同じw
単段アンプは、SEPPのような±電源は必要無く、電源製作が楽ですが、リップルについてはシビアに鳴る
プリ・アンプの場合、バッテリー駆動にアドバンテージがありますが、大容量裸電源でもOK・・・
このようにイイ事尽くめナンすが、回路自体が知的に見えない、単純で技巧が感じられない、ナドナド・・・・
製品はおろか、自作さえされませんw
ブッチャケ、17年間使ってますがノン・トラブルで信頼性は絶大ですw